ピレネーで得たバイクノウハウ
遅いなりにも1週間で20000メートル登ったので、それなりに得たものもあります。
- 背骨を立てた方が背筋の負担は少なく、しんどくならない。
登りは、前傾姿勢を強めた方が速く登れると思っていましたが、前傾を深めれば深めるほど、背中が張るのが早くなる。ハムストリング、臀部から背中にかけての筋肉が伸ばされた状態になるためですね。
背中を立てることで筋肉を伸ばした状態を緩和することができるので、背筋痛から開放されました。このあたりは、距離との兼ね合いでしょうか。 - 脚を止めると、回復まで5分。
ビデオを見ていただくとわかりますが、下り坂はほとんど漕いでいません。体力温存を優先したためです。しかし、汗だくで登った後下りで漕がないと、再び漕ぎ始めた時、乳酸がたまりまくっていてちゃんと回せるまで5分ほど激重状態が続きます。乳酸が抜けてエネルギーになるまでどうしても時間がかかるためですね。トライアスロンだと1日だけの競技なので下りでも漕ぎ続けますが、ステージレースは休めて乳酸を貯めて、乳酸をエネルギーにしたほうが良いように感じます。 - 疲れてからこそクランクを回す感覚。
体力があるうちはどうしても踏みがちですが、疲れてくると踏めなくなってきます。そんな時に、7時から1時までを上に持ってくる感じにするとすごく楽に焦げます。さらにチェーンを弛ませないイメージで漕ぐとロスが少なくなる気がします。 - 走行後のマッサージのあるなしは翌日の疲れに大きく影響。
ゴールすると順番にマッサージを15分ほどしてくれるのですが、筋肉を心臓に向かって揉んでいくと、翌日の疲れが全く違いますね。普段からやるべきなんでしょうけど。。。。