アイアンマンジャパン ランいやウォーク編その1(>_<)
なんとかたどり着いたT2
前日見に行っていたので、横断歩道曲がったら急坂だと思いギア軽くしておいたのですが、軽すぎでした(^^;)
自転車を預けるタイプかと思ったら自分で掛けるのね。
ニュージーランドや五島のようにバイク預かるわけでもなし、荷物を渡してくれるわけでもなし。
(別に不満があるわけではありません)
おしっこ、今回は、自転車に乗りながら後ろが居ないのを確認して一回してました(^^;)が、トイレに。
(その後、エイドで水もらうたびにパンツには掛けました)
靴を履き替え、用意していたレモン果汁100%のジュース?を開けるも一口飲んで酸っぱいというか不快というか。ビタミンC補給になるかと思ったのですが、だめですね。。。。
仕方なくチビチビ飲むことにして、ランスタート。
案の定全然走れず。
一旦呼吸を整えてトボトボ超低速で走るが、息が切れまくり。
いつもは脚が重くて走れなくなるのですが、今回はとにかく苦しい。
トレイルに入って急な上り坂と聞いていたので、そこまでは走る気持ちはあったのですが。。。
最初のエイドになんとか辿り着き、全然飲めなかったレモン汁をゴミ箱に投棄。
バームのスポーツドリンクも口に合わない。。。
歩けば回復すると信じ、山道登ります。完全にトレイルランですね。激坂皆さん走ってる。。。
登り切って畑に。少し走る。このころからだんだんレースを投げ気味に。
T2出て1時間達った所でまだ7キロ。
糸が切れました。
「とりあえず、洞爺湖に出たところで止めれば、ゴールまでそれほど待たずに帰れるかな~」
「今年5ロング全滅じゃん。もうピーク過ぎたしロングはもう出るのやめよう」
「この走れない感は、肉体的に問題あるんじゃね?」
とかネガティブな思考が完全に支配。
次走るのは、洞爺湖に出る長い下り坂と決めて、回復に期待。
坂手前で道路封鎖していて車の長い列ができているけど、私がいるから車を通せないようなので、少し前から走り始める。それなりに進んでいるつもりだが、どんどん抜かれる。
呼吸が楽になったので、無理をせず、とにかく坂の終わりまで、終わりまでと念仏唱える。
なんとか下りきったら、道の駅があることを思い出す。「あーソフトクリーム売っているよ」
無性にソフトクリームが食べたくなる。が、お金は持っていない。後ろから抜いて行く知り合いに「お金持ってません?」と金の無心。。。。。
コウタンとか知り合い応援してないかなぁ。ボランティアの人に借りれないかなぁ、お店の人につけで売ってもらえないかなぁとか、そんなことをずーと思いつつ、折り返しに到着。
まだ14キロ。。。後2倍。。。
道の駅に戻るまでにお金をゲットする方法を考えつつ、カメラマンが居る近くだけ走る。。。
いいアイデアが浮かぶわけもなく、後ろ髪引かれる思いで再度道の駅通過。
このころには、もうゴールする気がなくなり、2つの選択肢が。
ひとつはゴール手前で折り返さず、そのままゴールしちゃう。完走したふりしてメダルとTシャツゲット。
もう一つは、ごはんを食べて休んでから最終ランナーとしてゴールする。
どっちにしようかと悩んでいると、後ろから来たオハイオから出場のアメリカ人SCOTT WEAVERが話しかけてきた。
「俺はランがフラットなコースと聞いて申し込んだのに、この酷いランコースはなんだよ。おかげで膝痛めちゃったじゃねぇか!」「バイクのコースの逝かれてる、オレの住んでいるコロンバスではこんな坂ねぇから練習してないのに」「大体2月の時点で道路壊れているのわかっているのに、直前までコース発表しないわ、キャンセルは聞かないわで、オペレーションひどすぎだろ」
「火曜日に神宮球場で巨人ヤクルト見るのに台風が来るじゃねぇか!」
と、お怒りのご様子。
バイクコースは元々しんどいからそんなにひどくなったわけではないと説明して納得してもらったけどw
そんなおっちゃんも膝痛めて変な走りだったけど先に行っちゃった。
20キロ地点まで辿り着いてきたあたりから歩くのに飽きてきたので、ちょっと走っては歩くの繰り返しに。
ホテル街近くまで来ると、知り合いがゴールして応援に回ってたりしているけど、予定通り折り返し過ぎてから一旦ホテルへ。